訪問者の行動を知る

あなたのホームページには、1日に何人位の訪問があるかご存知ですか?

もし、把握できてないのなら、ホームページのアクセス解析を行いましょう。

実際のお店なら、1日に何人のお客様が訪れるのか、一番多くの訪問がある曜日や時間帯なども把握できていると思います。

更にお店の中をどのように見て回るのか、棚のどの位置に商品を置くと目に付くのかとか、棚の配置はどのようにすると良いのかなど、色々と研究されている方も多いようです。

行動を詳細に分析するコンビニエンスストアでは、お客様の行動を詳細に分析することで、売上アップに繋げているそうです。

ホームページの場合、アクセス解析を行うことで、日別や時間別のアクセスや、ページごとの参照回数を分析します。

また、どこから訪れたのか、参照元も解りますし、検索エンジンごとの訪問数や検索に使用されたキーワードも解りますので、あなたのホームページを訪れた目的など、訪問者の理解に役立ちます。

アクセス解析を行うには

など、無料または安価なサービスを利用することで簡単に行えます。

解析を行いたいページに集計コードを貼り付けることで、解析が行えるのです。

ブログなら、いくつかのテンプレートに集計コードを張り付けるだけですから、手間もかかりません。

レンタルサーバの場合、標準で解析機能が用意されている場合もありますので、確認してみてください。

アクセス解析で把握できること

最低でもこれくらいは把握するようにしてください。

  • 訪問者数
  • 日別や時間ごとのアクセス数
  • ページごとの参照回数
  • 参照もとのページ(URL)
  • 検索エンジンごとの集客数
  • 検索されたキーワード

これらを分析することで

  • そもそも集客ができているのか
  • 集客を増やすには何が効果的なのか
  • ホームページの成約率を上げるために改善すべき点はどこか

などを具体的に検討し、対策を施すことになります。

分析のポイント

日別の訪問者数と参照ページ数は、比率を含めてチェックしてください。

訪問人数が増えても、参照ページ数が増えなければ、目的の情報がなく滞在していないことになります。

関係のない集客をしているか、コンテンツの不足や質に問題があると考えられますので、訪問数を増やすだけではなく、一人当たりの参照ページ数を増やすように心がけてください。

検索キーワードは、上位の定期的な確認と、下位のチェックも大切になります。
現在、上位のキーワードで集客数を増やすよりも、まだ取り込めていないキーワードを見つけて、対策を行う方が容易なことが多くあります。

目的が絞り込まれた、複合キーワードの方が、検索回数こそ少なくなりますが、目的にあった情報を提供することで、成約率は断然高くなります。

更に成約率を上げるには

既にある程度のアクセス解析を行っているのであれば、高機能なアクセス解析が必要にはなりますが、

  • ページごとの滞在時間
  • 訪問者ごとの行動

など解析できると、更に成約率を上げる手がかりが見つけることが出来るでしょう。

参照回数が多くても、滞在時間が短いページは、参照はされているが読まれていない可能性が高いですから、内容の見直しが必要と判断できます。

広告による誘導でも、滞在時間や参照ページ数を比べることで、最終的な資料請求や購入などコンバージョン(成約)の数だけでは見えてこない、問題点が明らかになることもあります。

コンバージョン(成約)に至った行動を分析することは、成功パターンを見つける一番の早道だといえると思います。

ホームページは作って終わりではなく、仮説検証を繰り返し、優秀な営業マンに鍛え上げることが大切です。

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