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クリック単価と広告の掲載順位

リスティング広告では、指定した検索キーワードに対して、入札方式でクリック単価を指定します。

入札単価が高いほど検索結果の上位に表示されやすくなりクリックされる確率も高まりますが、同時に多くの広告費用が必要になります。

広告の掲載順位はクリック単価と広告の品質により決められます。

入札価格が低くても多くクリックされる広告の方が先に表示されることが有りますし、逆に入札価格が高くても、クリックされない広告は上位に表示されなくなります。

基本的な仕組みは、Yahoo!プロモーション広告とアドワーズも同様なのですが、クリック単価だけで掲載順位が決まらないため、初めは少し解りにくいかもしれません。

Yahoo!リスティング広告(旧:オーバーチュア)は2007/07まで、入札価格だけで掲載順位を決めるシステムだったのですが、解りやすい反面、クリック単価の高騰を招き、大手が資金力に物を言わせて上位表示を独占する場面が多く見られていました。

クリック単価と広告の品質の両方で順位付けが行われるようになり、検索エンジンの利用者に対して適切な広告を表示する仕組みとなったと言えると思います。

資金力のない中小企業にとっても、利用しやすくなったと言えます。

クリック単価の目安

Yahoo!プロモーション広告ではクリック単価9円から広告掲載が可能です。一般的な商用キーワードで35円からとなっていますが、誰でも思いつくような「ビックワード」では、多くの広告主が入札していますので既に入札単価が高騰しています。

高いクリック単価であっても、継続して広告を掲載し利益を出し続けている企業は沢山あります。彼らは長い時間を掛け試行錯誤しホームページやビジネスの仕組み作り上げてきていますので、初めての方が戦っても勝てる見込はほとんどありません。

最終的には、その商品やサービスの粗利益や成約率などにより、掛けられる広告費としてのクリック単価を計算する必要がありますが、クリック単価で100円を超えるようなキーワードの入札は見送る方が安全です。

どうしても100円を超えるような「ビックワード」に広告掲載したいのであれば、そのキーワードは「完全一致」での掲載として、そのキーワードを含めた複合キーワードを個別に入札してください。

基本は複合キーワードで

詳しくは、キーワードの選び方として別途説明しますが、複数の言葉を組み合わせた複合キーワードに対して広告を掲載することになります。

複合キーワードでの検索は回数が少なくても、検索の目的がより絞り込まれた状態となりますので、サイト訪問後の成約率が上がりやすくなります。

目標とする掲載順位

ヤフーの場合ですと上位4位までの掲載が圧倒的にクリック率も高くなり、サイト訪問後に成約に至る確率も高くなる傾向があるようです。

上位表示するには入札単価を上げる必要がありますから、競合の状況を見ながら調整することになります。

既に単価が高騰しているようであれば、無理をしないで1ページ目に表示される範囲で調整を行ってください。2ページ目以降の表示となると、極端にクリック数が少なくなります。

上位に表示される広告は最大4つですが、キーワードにより表示される広告の数が異なりますので、実際に検索結果を表示して確認してください。

Yahoo!プロモーション広告のさらに詳しい説明を見る

 

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